
「カジノに行くなら映画の007のようにタキシードやドレスを着なければいけないの?」と心配される方は多いですが、結論から言うと、ラスベガスやマカオ、韓国などの現代のメガリゾートでは「スマートカジュアル(清潔感のある普段着)」で全く問題ありません。
ただし、「絶対にやってはいけない服装やNG行為」も明確に存在します。ここでは、恥をかかずに堂々と楽しむためのドレスコードとフロアマナーを解説します。
1. 一般フロアのドレスコード:スマートカジュアル
世界の大手カジノリゾートの一般フロア(マス・ゲーミングフロア)は、観光客が気軽に立ち寄れるようドレスコードが非常に緩和されています。
推奨される服装の目安
- 男性:
- トップス: 襟付きシャツ、ポロシャツ、清潔なTシャツ
- ボトムス: きれいめのジーンズ、チノパン、スラックス
- 靴: スニーカー、革靴、ローファー
- 女性:
- トップス・ボトムス: ワンピース、ブラウス、スカート、パンツスタイル
- 靴: パンプス、フラットシューズ、スニーカー
日常の旅行スタイルに少し「清潔感」をプラスした服装であれば、入場ゲートで止められることはまずありません。
2. 入場拒否や注意を受ける「NGな服装」
たとえスマートカジュアルが基本でも、以下のアイテムはセキュリティから入場を拒否されたり、外すよう注意されます。
- ビーチサンダル・トングサンダル・スリッパ: かかとの固定されていない履物は多くのカジノで入場NGです。
- 男児のタンクトップ・ノースリーブ: 肩が大きく露出したランニングシャツなどは不可。
- ジャージ・スウェットパンツ・作業着: 部屋着や過度にラフなスポーツウェアは敬遠されます。
- 帽子(キャップ・ハット・ニット帽): 天井の監視カメラ(アイ・イン・ザ・スカイ)による顔認証を妨げるため、フロア内では脱帽を求められます。
- サングラス: 同様に顔の識別を妨げるため、フロア内では外してポケット等にしまっておく必要があります。
3. VIPルームやヨーロッパ伝統カジノの特別基準
- モナコ(カジノ・ド・モンテカルロ)やロンドン名門クラブ: 夕方以降のサロンやVIPエリアでは、男性のジャケット着用(ブレザーやスーツ)やネクタイ着用が厳格に義務付けられている場合があります。
- アジア・米国のVIPルーム: 一般フロアよりも格式が高いため、襟付きシャツやジャケットを着用すると好印象です。
4. フロア内での絶対鉄則マナー
カジノには、プレイヤー全員の公平性とセキュリティを守るための世界共通マナーがあります。
① 写真・動画撮影は世界共通で「完全厳禁」
カジノフロア内での写真撮影や動画撮影は、法律およびハウスルールで固く禁じられています。
- 理由: 他のプレイヤーのプライバシー(多額の現金を扱っていること)保護、およびディーラーのカードシャッフルや手順の盗撮(イカサマ防止)のため。
- スマートフォンの取り扱い: テーブルに着席している最中にスマホを操作したり、フェルトの上にスマホを置くことも禁止されています。通話やメッセージの確認をする際は、必ず席を立って通路へ移動しましょう。
② テーブル上に私物を置かない
財布、スマートフォン、ドリンク、タバコなどをゲームテーブルのフェルトの上に直接置くことはできません。ディーラーや監視カメラの視界を遮る恐れがあるためです。
- 飲み物はテーブル枠にあるドリンクホルダー(カップホルダー)に置きましょう。
③ 他人のチップやカードに触らない
テーブルゲームでは、自分のチップとカードのみを扱います。隣のプレイヤーのチップや、すでに賭けられたチップに手を伸ばす行為は重大なトラブルの原因となります。
④ 泥酔状態でのプレイ禁止
カジノ内ではアルコールが提供されますが、泥酔して大声を上げたり、周囲のプレイヤーに迷惑をかける行為は即座に警備員による退場処分の対象となります。
5. 実践ワンポイント:フロア内は冷房が強烈
特にラスベガス、マカオ、シンガポールなどの南国・砂漠都市では、カジノフロア内の空調(エアコン)が1年中非常に強く設定されています。 半袖だけでは体が冷えて長時間のプレイに集中できなくなるため、薄手のカーディガン、パーカー、ジャケットなどの羽織りものを1枚持参するのが現地のベテラン旅行者の常識です。